気になる外から来たコトバ その6
●コール・マネー(callmoney)
コール市場から調達された資金をコール・マネー、そこへ放出された資金をコール・ローン(calnoan)といいます。
銀行は預け入れられた預金に対して、手許現金、日銀預け金の形支払準備を用意します。
そしてこの支払準備に不足が生じた銀行が迅速に資金調達を行いうる場として、また余裕資金の発生した金融機関が短期間資金運用を行える場として、わが国ではコール市場が存在します。
このようにコール市場は本来金融機関力湘互に短期資金を融通しあう場であるにもかかわらず、戦後一貫して都市銀行が置常的にコール・マネーの取り手(資金需要者)となり、その他金融機関が疸常的にコール・ローンの出し手(供給者)となっていました。
これは都市銀行がオーバー・ローン(overloan貸出過剰)の状態にあり、その結果しばしば準備不足に陥ったためであり、また地方銀行、相互銀行、信用金庫、農林系統金融機関などのその他金融機関が財政資金の都市での引揚超過、地方での散布超過などの理由から資金余剰の状態にあったためです。
金融引き締め期には都市銀行のコール・マネー取入れが急増し、その結果金融市場の繁閑を敏感に反映して変動するコール・レートは急上昇しました。